スチール撮影する時はCanon EOS 5D MarkIII( Mark3 )使ってます、やわらかゆーすけです。
今回はCanon EOS 5D MarkIIIのレビューをしたいと思います。ぶっちゃけ、おすすめです。もう安くなってますしね。
フルサイズ機、当時35万8千円→6万5千円とはいかに……。
カメラ界隈では5DシリーズはIVが発売されたのもあり「未だIII( Mark3 )なんですか」という風潮は否めません。
正直、僕もEOS 5D Mark IV欲しいので買うかもしれません。
理由はレンタルで借りた時、動画部分が便利だったんですよね。
それでも愛して止まないフルサイズのカメラがCanon EOS 5D MarkIII。
その魅力を伝えたいのでブログを書くことにしました。
3年くらい使って感じた、メリットとデメリットを書いていきます。
結論から言うと、まじ買ったほうがいいガジェットです。
- Canon EOS 5D MarkIIIとは
- Canon EOS 5D MarkIIIの悪いところ5点
- カスタマイズが前提
- 重い
- オートフォーカスの機能周りにクセがある
- 動画の出力幅が少ない
- 細々したこと
- Canon EOS 5D MarkIIIのメリット(良い点)4点
- おわりに:安くなってるから買って良い!
Canon EOS 5D MarkIIIとは
Canon EOS 5D MarkIII(マークスリー,Mark 3)を最初に紹介します。
ビデオ部分で名機と言われていたCanon EOS 5D MarkIIがスチール部分のレベルをグン!と上げて、プロ御用達のカメラになりました。
スチールのカメラは、FUJIFILMやSONYが爆進してますが、当時は5D MarkIIIこそ至高みたいなレビュー。が溢れていました。
スペック的にはハイアマクラスなのに評判が凄かった印象です。
そんな評価の高かった、Canon EOS 5D MkIII。
なぜ賞賛されていたのでしょうか。
メーカーHPから僕が気にしたスペックを引用します。
測距点 | 61点 |
---|---|
センサーサイズ | フルサイズ |
シャッタースピード | 1/8000~1/60秒 |
有効センサー解像度(解像度) | 2230万画素 |
画素数 | 2340万画素 |
ビデオ | H.264 – 1920 x 1080 – 30 fps | H.264 – 1920 x 1080 – 25 fps | H.264 – 1920 x 1080 – 24 fps | H.264 – 1280 x 720 – 60 fps | H.264 – 1280 x 720 – 50 fps | H.264 – 640 x 480 – 30 fps | H.264 – 640 x 480 – 25 fps |
重量 | 約950g(CIPAガイドラインによる)/約860g(本体のみ) |
Canon EOS 5D MarkIIからの変更点は測距点が9点か61点に。有効画素数は約2110万画素から約2230万画素に増加。
最高連写速度が約3.9コマ秒から約6コマ秒にアップ、レリーズタイムラグは75ms以下から約59msに短縮。という点があります。
5D MarkIIも持っているのですが、5D MarkIIIの圧勝でした。
多くの人も、違いを大きく感じ取れたから賞賛の声が大きかったのかな、と思います。
僕が買った理由はフルサイズのカメラを体感したい、写真も仕事にしたい、と思ったから。あと、好きなフォトグラファーが持ってたからというミーハーな理由です。
Canon EOS 5D MarkIIIの悪いところ5点
正直、あまり不満点はないですw
カスタマイズが前提
悪いところに入れましたが、楽しい部分です!
5D MarkIIIは多機能がゆえに最初はメニュー画面から機能をカスタマイズする必要があります。
好みの機能や設定が見つかるとカスタマイズ設定で登録していく必要があります。
登録自体は面倒ですが機能を楽しめるのは凄く良い点ですw
僕はフォーカス設定と画像のプロテクトはマストで設定、その他はその時のブームに合わせて設定しています。
重い
人によっては軽い方が良い、という方もいると思うので挙げさせていただきました。
950gで更にレンズが重さに載ってくるので、1kgは簡単に超えます。
僕自身はスチールは重い方が好きなので、この重量は大好きです。
重いのと同時にグリップのホールド感も気に入っていて、撮りモチベーションが上がります。
ただ、これをライブ配信で使うときは重いので「マジか……」と思いながら持ち出しています笑
オートフォーカスの機能周りにクセがある
病ンドル ながせうに さん
久しぶりに見た病ンドルさんは3人体制。3人なのにオーラの圧が5人分はあり、存在感と格好良さが抜群でした。#ちあふぇす#病写 #ちあっぷ pic.twitter.com/MecrL95qzC
— やわらかゆーすけ🐼動画配信で人生を超える (@yawarakayyman) June 12, 2018
この写真気に入ってます
5D MarkIIIにはワンショットAF、AIフォーカスAF、AIサーボAFフォーカスの3種類があり、それぞれ静止被写体対象、動いている被写体対象、自動切り替えという役割を持っています。
測距エリアもスポット1点 AF、1点 AF、領域拡大 AF(任意選択)、領域拡大 AF、ゾーンAF、ラージゾーンAF、自動選択AFと7つの選択があります。
これらを組み合わせながら自分の撮影スタイルに合う選択をしていくのは少し時間がかかります。決まっちゃえばこっちのもんで、頼りになる機能になります。
ネット上にある「フォーカスが合わねぇ」話は多分、ここの組み合わせが合ってないのではと思うのですがいかがでしょうか。
動画の出力幅が少ない
HDMIで映像を出力する際の選択肢がとても少ないです。
フレームレート60で収録できるのはフルHD(1280 x 720)の解像度のみ。
1920 x 1080では30までになります。
そして、プログレッシブ(p)ではなくてインターレス(i)形式の出力に限定。
ちょっと動画収録やライブ配信では使いにくい仕様です。
逆に、緩く動画収録やライブ配信するなら、5D MarkIIIのスペックに合わせて機材を組んでいくと不便は感じないと思います。
細々したこと
動画時の音声が貧弱だったり、暗闇時のISOが800超えたあたりからノイズがしんどい。
ただ、ここは他の機器を混ぜていくことで解消できるとこでもあります。
一台で動画もスチールもこなすぜーって用途には確かにちょっと足りません。
Canon EOS 5D MarkIIIのメリット(良い点)4点
フルサイズは楽しい
APS-Cサイズからフルサイズへ乗り換えした時のインプレッションは「ボケが綺麗!」という在り来たりな感動でした。
使用しているうちに他にも楽しいポイントがあって、ライブ配信がめちゃ楽しい。という部分。
今までポートレートが多かったんですが徐々にライブでの写真が案件的に多くなったのもあり、5D MarkIIIを買ってから満足度は大きく変わりました。
青や赤の照明が多い楽曲では画が潰れやすくて繊細さがなくなりがちなんですが、5D MarkIIIなら、まだ繊細さを維持できるんですよね。
時々、サブカメラで5D MarkII、GR II、iPhone11 Pro持ち出すんですが、雲泥の差で、正直サブカメラ持っていっても残念な気持ちになるので一台(5D MarkIII)だけでやりたいのが本音です笑
安い
僕買ったとき、30万くらいしたんですけど今6.5万円くらいなんですよね。
正直、安すぎというか。そうですよね、というか。
5D Mark IVが出たから当たり前なんですけど安くなりすぎじゃないですか!!
つら←
操作性が最高
【スチールで遊んだ】
解説しよう。なんと病ンドルさんは写真OKなのだ!久しぶりに見れて幸せでした。
2019/11/3 Shibuya DESEO mini
スチール撮影は動画の勉強になるから定期的にした方が良いと思うんですよね。#病ンドル#病写 pic.twitter.com/w21W8RFtGk
— やわらかゆーすけ🐼動画配信で人生を超える (@yawarakayyman) November 3, 2019
僕が使うときはマニュアルで操作するんですが、手元で全部できちゃうんですよね。
これはデフォルトもそうだし、カスタマイズしても好きな機能を手元に置いておける利点があるから。
入門機だと中々、できないんですよね。
ボタン少なかったりして。
マウント取ってくる人いない
冗談みたいですが、世の中には機材でマウントを取ってくる人もいて笑
これからは古い機材!で取ってくる人もいるかもしれませんが、フルサイズ、過去の名機、プロも多数使用。で、回避できるポイントです。
マウントを取られないって大事だと思ってて、機材に自信を持っていないと、愛情がないと良い写真を撮れないと思います。相棒と時間を歩むから良い写真が撮れる。
なので、馬鹿にされると意気消沈するし、モチベーションも落ちちゃいますからね……。
素敵な機材と共に写真を楽しんでほしいです。
おわりに:安くなってるから買って良い!
なんで安くなってしまったんや(→Mark IVが出たから)。
家計に苦しくても買えるようになった本体ですし、フルサイズデビューしても「思ったより違った」を受けることない、素敵なカメラだと思います。
大金を胸に、「えいや」で購入した僕は悲しいですが、良いものは良いので僕は全力で勧めます。
実は今回、この金額差にビビりつつ「マジか」感が強かったので記事を書きました。
時期的にも、お正月なので買っちゃいましょう笑
多分、僕ももう一機買うか、新しいカメラ買います。